「スモールIPO」は本当に得策か?成長企業のリアルから読み解く資本戦略
IPO市場が逆風の中、IPOは「早く・小さく」ではなく「正しく・準備して」挑む時代へ。
本セミナーでは、SmartHR 取締役CFO 森 雄志 氏と、ユーザベース 執行役員CFO 千葉大輔氏が登壇し、スモールIPOの是非やM&Aとの比較、東証や証券会社の本音、IR体制や流動性の重要性など、上場の“その後”から逆算した資本戦略の本質を語ります。成長企業の経営者・CFOにとって、実務に直結するリアルな学びが得られるセッションです。
スモールIPOが注目される一方で、上場前は主幹事難民や資本政策の複雑化、上場後は流動性不足やIR体制の未整備といった課題に直面する企業も少なくありません。
「上場はゴールではなくスタート」と言われる中、準備不足のまま上場すれば、想定外のプレッシャーに直面し、成長の足かせとなるリスクもあります。
こうした状況を乗り越えるためには、上場後の視点から逆算した資本政策・組織設計・KPI設計が不可欠です。IRやガバナンスの要件を事前に理解し、流動性を意識した株主構成と経営判断が求められます。
本セミナーでは、株式会社SmartHR 取締役 CFO 森 雄志氏と、株式会社ユーザベース 上席執行役員 CFO 千葉 大輔氏が登壇。大手企業でのM&A実務やIR経験を持つ森氏と、上場企業の経営と資本戦略を経験した千葉氏が、スモールIPOの是非、M&Aとの比較、東証や証券会社の公式発表では語られないリアルな実態をお話しします。意思決定の裏側から成長戦略まで、リアルな視点が得られるセッションです。
★事前にご質問を受け付けています★
質問や相談を受け付けています。当日もセミナーの中でいただいたご質問に可能な限り回答いたします。
専門家に聞くことができるこの機会を、ぜひご活用ください。
※数多くの質問をいただいた場合、すべてにお答えできない可能性もございます。予めご了承ください。
日時 |
①2025年8月26日(火) 14:00~15:30(本放送) ②2025年8月28日(木) 14:00~15:30(アーカイブ放送) |
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会場 | ZOOM |
申込期限 |
①2025年8月26日(火) 12:00 ②2025年8月28日(木) 12:00 |
参加費 | 無料 |
定員 | 200名 |
お問い合わせ |
ソーシャルワイヤー株式会社 RISKEYES運営事務局
03-6868-8874 support@riskeyes.jp |
ご注意 |
・ソーシャルワイヤーと同業他社に所属される方のご参加はご遠慮いただいております。 ・お申込み情報に不備がある場合、参加をお断りさせていただく場合がございます。 |
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開場<13:50>
1 スモールIPOとは何か (30分)
スモールIPOが語られるようになった背景は?
上場の「目的化」が招く構造的なリスクとは
時価総額100億円は意味があるのか?“成長企業”の基準を再考する
直近マーケットの温度感をどう読むべきか?
2 資本戦略×ガバナンス(20分)
プライマリー×セカンダリーをどう戦略的に組み合わせたか
希薄化と株価設計のバランスはどう考えるか
上場後の株主構成と流動性についてどう向き合うか
東証の構造的課題とスモールIPOの非効率性
3人・組織・データで上場後を加速させる(20分)
上場をゴールにしない “上場後100日プラン” の考え方
開示KPIと行動の一貫性(IR設計)
未上場でもセカンダリーで資金調達ができる時代、上場との違いは何か?
4まとめクロージング(5分)
5質疑応答(15分)
※セッション内容は、当日変更となる場合がありますので、予めご了承ください。
<経歴・プロフィール>
大学卒業後、株式会社ジャフコに入社。その後、クックパッド株式会社でIPO、予算管理、IR、市場変更、M&A、新規事業などを推進。
VASILY(現 株式会社ZOZOテクノロジーズ)の取締役CFOを経て、2018年にユーザベースに参画。2019年から現職。Accounting、Financeを管掌。
<経歴・プロフィール>
2016年楽天株式会社(現楽天グループ株式会社)入社。IR部に所属し、国内外の投資家面談や決算関連業務、株主総会対応、M&A、資金調達など、IRを中心に幅広いコーポレートアクション業務に携わる。2020年3月にSmartHRに入社。海外投資家対応をはじめ、資金調達や資本政策などの財務戦略の策定を担当。2023年10月より現職。