株式会社タイミー

〈導入企業様の声 #001〉

「タイムリーなニーズ」に応えるため他社 ⇒ RISK EYESへ乗り換え
自由度の高いAPI連携で
コンプライアンスチェックの効率化に成功!

アプリケーションの企画・開発・運営/株式会社タイミー

株式会社タイミー/コーポレート本部 財務経理 マネージャー 竹田 一平 氏
株式会社タイミー/コーポレート本部 財務経理 松浦 弘典 氏

コーポレート本部で経理部門を担当するお二人。内部統制や監査など通常の経理業務の他に法務部の業務も兼任。その法務業務の中で、コンプライアンスチェック業務も担当。

株式会社タイミー
コンプライアンスチェックを手入力で行っており、事業者様のタイムリーなニーズに応えられていなかった

スピーディーなコンプライアンスチェックを実現するための業務効率化

【目次】  

 1.株式会社タイミーの事業内容  
   働きたいワーカー様・人手が欲しいクライアント様を結ぶマッチングサービス  

 2.RISK EYES導入前に抱えていた問題
   事業者様のタイムリーなニーズに応えられていなかった  

 3.RISK EYES導入の決め手
   API連携で自由度が高く、高精度なデータベースが提供されていた  

 4.RISK EYES導入後、どのように活用しているか  
   コンプライアンスチェックはプラットフォームの健全性を担保    
   定期的なチェックで「いつでもすぐ使える」サービスへ  

 5.タイミー様のコンプライアンスチェックの流れ  
   API連携でコンプライアンスチェックの半自動化を実現

 6.RISK EYESの満足度と今後求めること  
   API連携の開発の幅が広く、自由度高い実装ができている
   いらない記事のさらなる削減

株式会社タイミーの事業内容

働きたいワーカー様・人手が欲しいクライアント様を結ぶマッチングサービス

 「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス『タイミー』というアプリを提供しています。

 具体的には、働きたい人側の面接や履歴書作成の手間を無くし、働きたい時間に働きたい仕事をアプリ上で選んで働くことができ、勤務終了後すぐにお金をもらうことができるサービスになっています。

 事業者様側については、働いてほしい時間に求めているスキルや条件にあった働き手の方が自動的にマッチングするサービスです。

 事業展開の背景としては、社長の小川が大学時代に1回起業に失敗して、その時の借金を返すために派遣などをやっていました。その時に、まず感じたことは「応募や面接が面倒くさい」ということ。また、派遣された仕事場では「派遣さん、ちょっと来て!」みたいな自分の名前を呼んでもらえないことに、不満を感じていた過去があったんです。その中で、コンビニの単発アルバイトをしているときに「小川君、来てくれて助かったよ」と声をもらったことが嬉しかった、という経験が今の事業を展開するきっかけになりました。

接客アルバイトイメージ
引越しアルバイトイメージ

RISK EYES導入前に抱えていた問題

事業者様のタイムリーなニーズに応えられていなかった

株式会社タイミー竹田様・松浦様

 RISK EYES導入前は、働き手の欲しい事業者様にご登録いただいてから、他社サービスを使って1件ずつ手入力でコンプライアンスチェックを行っていました。手入力になるので、登録から利用開始までタイムラグがありました。

 弊社のサービスを使いたい事業者様は「できるだけ早く案件を出したい」、「できるだけ早く人手が欲しい」というタイムリーなニーズが多く、できるだけ早い段階でコンプライアンスチェックをしていきたいという要望が弊社内で出てきたので、効率化のためにサービスを変えてみようとなったのがRISK EYESを導入検討したきっかけです。

RISK EYES導入の決め手

API連携で自由度が高く、高精度なデータベースが提供されていた

 当時、何社か見させていただいたのですが、APIを展開されている数少ない企業の中でRISK EYESを選ばせていただきました。弊社のニーズにあった「できるだけ早いタイミングでのレスポンス」ができるかを重視いたしました。
 

 また、新聞のデータベースについても確認し、必要な精度・結果が提供されているということで選ばせていただきました。

データベースイメージ

RISK EYES導入後、どのように活用しているか

コンプライアンスチェックはプラットフォームの健全性を担保

法令上、我々の事業は有料職業紹介事業に分類されるので事業者様に関しては法令順守のため、そしてプラットフォームの健全性を担保していく上でもコンプライアンスチェックをしています

定期的なチェックで「いつでもすぐ使える」サービスへ

 定期的なチェックについては1年に1回以上必ず登録していただいた事業者様で、導入時にチェックした以降、コンプライアンスに抵触しているような行為をされていないかをスクリーニングしています。

 現在は登録企業全社の定期的なコンプライアンスチェックをしています。今後、長期間利用されていないお客様については除いていくという検討はしていますが、弊社としては「使いたいときにサービスをご利用いただきたい」というモチベーションでやっております。「久しぶりに開いたけどタイミー全然使えない」となってしまうことは事業者様のニーズにそぐわない結果になってしまうので、定期的なコンプライアンスチェックを行うことで、前回利用から期間が空いてもすぐにサービスを使うことができる体制を整えております

 現在の事業者数は30,000社ですね。今後の定期的なチェックは登録した月から何年使っているみたいな月割りでやっていく感じを想定しております。さすがに1か月で全てをチェックするのは無理ですよね。

―前回25,000件の定期チェックをされたときはどうやったのですか?―

 普段からコンプライアンスチェックを行っているカスタマーサポートが臨時でタスクフォース※を組んでくれて、臨機応変にリソースを確保しながら対応していただきました。

※タスクフォース:緊急性の高い、特定の課題に取り組むために設置される特別チームのこと
反社チェック業務が山積み

タイミー様のコンプライアンスチェックの流れ

API連携でコンプライアンスチェックの半自動化を実現

タイミーコンプライアンスチェックフロー
 事業者様に申込いただいた後に、弊社側で基幹システムに事業者情報を入れています。入った段階でRISK EYESを回すようにしていて、住所と法人名で検索し、記事が0ならそのまま進んで申込完了となります。

 もし記事が1件以上ヒットした場合は、コンプライアンスチェックする部隊に回して、ヒットした記事が全部問題ないってことであればそのまま申込を通しています。もし、記事の中に「ちょっと事件性あるよね」とか「ちょっと判断しづらいです」って記事があったら、法務側に確認の依頼を飛ばす流れになっています。

 記事がヒットした場合、Slackの通知がコンプライアンスチェック部隊に飛ぶようになっていて、飛んできたものをコンプライアンスチェックし、チェックしたものがアウトだった場合、法務部へ向けてSlackのスレッドに「これ確認してもらってもいいですか?」という連携をしていく運用をしています。

 この運用で、法務部までチェックが行く件数は週2、3件で、本当にチェックが必要なものはその中でも10%ほどとなっています。記事がヒットした場合、コンプライアンスチェック部隊が当該企業に対してのネガティブ情報を見つけた場合には法務部に回していますが、別企業の記事であれば除いています。

 また、コンプライアンスチェックの結果はSlackと基幹システムに残るようにしています。

RISK EYESの満足度と今後求めること

導入時~現在に至るまでの満足度

 満足度はすごく高くて、やっぱりAPIで連携して自動的に結果が出るってところがよいですね。弊社の場合、社内連絡ツールで使用しているSlackに通知を飛ばすとかもやっていて、自由度の幅も開発の幅も広いので満足して使っています

 カスタマーサポートの対応も早く、「逆にこういう風にすると記事が出やすいですよ」とか適切なご案内をいただいているので、我々としても検索の仕方とかをフィードバックできてありがたいです。

今後、RISK EYESに求めること

 改善してほしい点は、いらない記事のさらなる削減です。例えば、コラムとか社説みたいな部分って比較的いらなくて、事件性があったとしても「本格的なチェックの対象になり得ないもの」が多いので、記事の重要度とか事件性があるなしというものが絞り込めれば、チェックする記事や表示する記事が減るのでもうちょっと作業が早くなるかなと思います。

API連携で半自動化を実現した点は他社様でも参考になりそうですね。本日はいろいろお話いただき、ありがとうございました!

タイミー松浦様・竹田様

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