株式会社ネタもと

〈導入企業様の声 #010〉

PR 会社の信頼性向上のため RISK EYES を導入 
シンプル操作で反社チェック工数を 約93%削減!

企業のPR業務自走化支援/コーポレートサイト オウンドメディア

株式会社ネタもと 執行役員 管理部 部長 向田 浩一朗氏

管理部門で経理・総務・人事など全ての管理業務を統括。
前職では上場企業でIPOプロジェクトに携わった経験を持ち、現在はナンバー2として社長を支えながら、企業のコンプライアンス体制構築に取り組んでいる。 

株式会社ネタもと
反社チェックが担当者ごとの判断や手作業に依存していたため、一貫したチェック体制が構築できていなかった

誰もが同じ基準で確認できる仕組みを作ることで、属人化をなくし、企業の社会的な信頼度を高めたかった

【目次】

 1.株式会社ネタもとの事業内容 
   「卒業できるPR支援」ネタもと独自の支援モデル

 2.RISK EYES導入前に抱えていた問題
   上場準備と信頼性確保のための反社チェック体制の問題を感じていた

 3.RISK EYES導入の決め手
   継続可能な反社チェック体制構築のため、現場目線でツールを選定

 4.RISK EYES導入後、どのように活用しているか
   反社チェックを運用フローに組み込み、全社でルール化

 5.導入時~現在に至るまでの満足度
   検索業務を約93% 削減。属人化せず誰でも使える反社チェック体制 

 6.今後、RISK EYESに求めること
   初心者に優しい記事内容の解説機能がほしい
   検索ミスを補助する仕組みに期待 

株式会社ネタもとの事業内容

「卒業できるPR支援」ネタもと独自の支援モデル

株式会社ネタもとは、企業のPR業務の自走化を支援する会社です。PRが自走化するためには、「メディアとの接点」「PRノウハウ」「体制構築」が重要だと考えており、当社ではこれらを「PRの三種の神器」と呼んでいます。

一般的な大手PR会社とは異なり、「PRはすべてお任せください」というモデルではなく、2〜5年かけて企業が自らPR業務を行える体制の構築を支援し、最終的には「卒業」していただく形を取っています。
これにより、ノウハウやメディアとの接点が企業に蓄積され、資産となります。
そのため、当社への費用は「費用」ではなく「投資」としてとらえていただけるのではないでしょうか。

また、当社は「メディアと企業をつなぐプラットフォーム」としての機能も有しており、約5,000人のメディア記者が登録しています。PRは経営に直結する重要な業務であり、インナーブランディングや採用活動、商品・サービスの認知度向上など、多岐にわたる経営課題の解決に貢献しています。 

株式会社ネタもと

RISK EYES導入前に抱えていた問題

上場準備と信頼性確保のための反社チェック体制の問題を感じていた

上場準備と信頼性確保のための反社チェック体制の問題を感じていた

私がネタもとに入社したのは2019年で、上場を目指すために招かれました。
その時点からPR会社としての信頼性を担保するには、反社チェックの体制構築が必要だと感じていました。

反社チェックが担当者ごとの判断や手作業に依存していたため、一貫したチェック体制が構築できていなかった。
実際、私が入社する以前は、体系的なルールやフローがなく、上場準備の過程でもGoogle検索や日経テレコンを使って、各担当者が手作業で取引先のチェックを行っていた。
そのため、チェックの基準や方法にバラつきが生じ、非常に時間と労力がかかっていた。「このやり方では継続できない」と課題を強く感じていた。

当社はメディアに企業のクローズな情報を提供する立場でもあります。
もし取引先が反社会的勢力だった場合、メディアとの信頼関係を裏切ることになります。
PR会社として、取引先が反社会的勢力でないことを確認するのは企業として当然の責務であり、こうした確認体制が整っていないことが当時の課題でした。

RISK EYES導入の決め手

継続可能な反社チェック体制構築のため、現場目線でツールを選定

誰もが同じ基準で確認できる仕組みを作ることで、属人化をなくし、企業の社会的な信頼度を高めたいと考えていました。
継続可能な反社チェック体制を構築するため、現場で実際に使いやすいツールを選定することが重要だと感じていました。

さまざまな反社チェックツールを比較した結果、最終的にRISK EYESを選んだ理由は「使いやすさ」と「わかりやすさ」でした。
当社の社員でも簡単に使えるという点が大きな決め手です。
社員に難しい判断を求めるのではなく、機械的な操作で「マルかバツか」がはっきり分かる仕組みが最も現場に合っていると考えました。

RISK EYESの導入は、2020年1月頃からスタートしました。当初は上場準備の一環としてRISK EYESの導入を進めていましたが、上場審査の段階では運用がまだ十分に定着していませんでした。
しかし、実際に運用を進める中で、反社チェック体制は上場の有無にかかわらず、中長期的に必要不可欠なものだと強く感じるようになりました。
B2B取引においても反社会的勢力に遭遇するリスクはゼロではありません。
そのため、上場を目指さなくなったとしても、簡易かつ効率的に社員がチェックを行える体制づくりが必要だと考えました。
その点で、簡易的にできるRISK EYESが当社には最適だと判断しました。

継続可能な反社チェック体制構築のため、現場目線でツールを選定

RISK EYES導入後、どのように活用しているか

反社チェックを運用フローに組み込み、全社でルール化

反社チェックを運用フローに組み込み、全社でルール化
当社では、新規取引先との契約前に必ず反社チェックを行う体制を整えています。
商談が終了して「見積もりを提出しますね」という段階に進む前に必ず反社チェックを実施します。
取引申請が承認されなければ見積もりを出せない仕組みになっています。

具体的には、「RISK EYES」 に、会社名や住所などの情報を入力し、問題がないことを確認し、上長の承認を得てから見積もりの提出に進みます。
不審な記事や情報が出てきた場合には、管理部門責任者である私が内容を確認し、実際に記事精査して、最終判断を行います。

また、新規取引時だけでなく、既存取引先に対しても、毎年の契約更新や与信管理のタイミングに合わせて、反社チェックを再実施しています。
このように、新規取引時だけでなく継続的なチェック体制を整えることで、リスク管理をより強化しています。

導入時~現在に至るまでの満足度

検索業務を約93%削減  属人化せず誰でも使える反社チェック体制

RISK EYESは、使い方も含めてシンプルであるところが良いですね。
以前は、Google検索と日経テレコンを用いて反社チェックを行っていましたが、Google検索の場合、1社ごとに最初の5ページから10ページ分を確認する必要がありました。
そのため、非常に時間と労力がかかっていました。

RISK EYESを導入してからは、こうした手作業の手間が大幅に削減され、業務量は約93%削減されました。
また、RISK EYESのCS担当者から検索方法について具体的なアドバイスをいただけたこともあり、手厚いフォロー体制にも非常に助けられています。
検索業務を約93%削減  属人化せず誰でも使える反社チェック体制

今後、RISK EYESに求めること

初心者に優しい記事内容の解説機能がほしい

初心者に優しい記事内容の解説機能がほしい
満足度は非常に高いですが、今後期待することとして、より初心者にもわかりやすい仕組みがあると良いですね。

当社は若い社員が多く、新聞やウェブの記事を見たときに「これがどういう意味の記事なのか」「どう判断すべきか」という点について経験が少なく、わかりにくいことがあります。
特に経験の浅い社員にとって、記事の背景や内容を正確に理解するのが難しい場合もあるので、初心者でもわかりやすい支援機能があると非常に助かります。

検索ミスを補助する仕組みに期待

検索方法についても、入力ミスを未然に防ぐ警告やガイダンスが表示されるとさらに便利です。
例えば、会社名と代表者名を一緒に入力しようとしたときに「会社名だけ」「名前だけ」と別々に入力するよう促すアラートが出ると良いですね。
入力が完了していない場合に「この入力ではうまく検索できません」といった警告が出れば、間違いを未然に防げます。

AIがそういった入力間違いを判断してサポートしてくれるような機能があれば理想的です。
いずれにしても、RISK EYESは当社のリスク管理において重要な役割を果たしており、今後もさらなる進化を期待しています。

AIによる記事のネガティブ性評価や、検索時の入力ミスを防ぐガイダンス機能など、初心者でも直感的に使える仕組みのさらなる進化にも、弊社への期待を寄せていただきました。こうしたご要望にお応えできるよう、今後もより実務に即した反社チェック体制の支援に努めてまいります。

本日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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